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北欧神話のエンディングはキリスト教徒に変えられた

 神や巨人が死に絶えたラグナロクの後、世界樹からアダムとイヴに似た人間が現れて新しい世界が始まった……みたいなカンジを書き加えたんだとか。北方十字軍も大いに苦戦した抵抗の強いトール(ソー)信仰からキリスト教への改宗をスムーズに行う為の手段だったんですね。
 ギリシャ神話と比較されがちな北欧神話ですが、雷神トールと同じく雷を司るゼウスではポジションが大分違います。権威をかざして人間に干渉する雷神ゼウスより、人間的な失敗も多いけれど困難に対しては先頭になって立ち向かう雷神トールの方が親しみがわきませんか?
 北欧で格上である筈のオーディンを抑えて人気のあったのも分かります。オーディンはどちらかというとゼウス的ポジションだし。
 歴史学者や神話研究者によると巨人や大蛇ヨルムンガンド(キリスト教ではリヴァイアサンに近い最強の怪物)は、自然の象徴なんだとか。
 結局、最終的に両者共倒れとなる北欧神話の結末は、『過酷ではあるが自然をないがしろにしては人間も生き残れないんだ』という根本的なメッセージを含んでいるんですね。


 さて観てきたばかりの映画「マイティー・ソー」ですが、すごく面白いというわけでもなく、かといってつまらないわけでもなく……微妙ですが!しかし
 一見粗暴なソーの中に礼儀正しさや知的な部分を見つけるジェーン。物理学者で知的で思慮深いジェーンの中に冒険心を求める勇敢な部分を見つけるソー。その二人が惹かれ合う。こういったシナリオの書き方は好き。
 的役のロキの雰囲気がいじめられっ子みたいなカンジなのが物足りない。元々北欧神話のポジションを継承させているのかあまり直接対決はしないキャラですけど。
 対するソー役の人は、WWEのレスラーに見えてしかたなかったです。
 マーベルヒーローが共演する予定の「アベンジャーズ」を踏まえて観るのも楽しめるかも。「アイアンマン2」と時間軸的に同じくらいに起きた事件だとか……ね
 期待していた浅野忠信さんの活躍はほとんどありませんでした。ちょっと残念です。
役柄のホーガンというキャラがモンゴルっぽいので単に「モンゴル」でチンギス・ハーンを演じていたからなのか、日本公開を踏まえた興行的作戦なのか……(膨大な製作費を必要とするハリウッドでは公開予定国の配給会社から資金を調達する事もある)
 どちらにしろこれを足掛かりにしてハリウッド映画にどんどん出演して欲しいです。
 でも、浅野さんの直前の公開作品は「これでいいのだ」なんですよねー。なんかギャップが……
 個人的には主演作は「桃尻女と鮫肌男」が好きです。




"トール"(Thor)って聞こえますよね。


3Dは薄暗く見えてしまうので、はっきり映画を見たい人は2Dをお勧めです。
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2013/05/28 (Tue) | | 編集

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